INTERVIEW

厚生労働省 保険局 出向氏 建人

厚生労働省へ

「厚生労働省へ出向してほしい。」と小原本部長よりお声がけをいただいたのは昨年12月頃。医療法人の事務方で厚生労働省に出向するということは、これまでほとんど例がなく、tumsグループに骨をうずめる覚悟で働いていた私にとっては驚きのお話で、正直なところ二つ返事で引き受けることはできませんでした。しかし、新卒で入職し他社を知らない私にとって、客観的に自分自身を見つめ直すまたとないチャンスであること。また、岡本理事長、小原本部長のお二人から「氏しかいない!」と推薦していただき、この機会を逃すわけにはいかないと考えるようになりました。

2021年4月より、厚生労働省に入省。保険局医療介護連携政策課に配属となり、現在約3か月(取材時2021年7月)が経過したところです。当課ではレセプト情報・特定健診等情報データベースについて、幅広い主体による学術研究、研究開発の発展等に繋げていくため第三者提供を行っており、データの利活用により、医療費適正化、医療サービスの質の向上をめざして取り組んでおります。まだまだ自分の実力不足を感じることもありますが、民間の視点を素直に受け入れてもらえる環境の下で上司にもフォローしていただき、“国民のため”、そして“医療・福祉の現場のため”を想い、働けることにやりがいを感じています。

tumsグループでの学び

行政機関で働きより感じるのは、tumsグループは自由で各個人に裁量があり、岡本理事長や小原本部長などトップとの距離が近く、スピード感のある組織であることです。さらに、職種別のキャリアアップ研修や、資格取得支援、接遇マイスターなどの各種制度、病院経営を学ぶ外部講習のちば医経塾での学びも自分自身の糧となりました。現在もこれらの経験を活かすことができています。自分次第で大きく成長できる環境でしたね。

今後の抱負

厚生労働省への出向というチャンスは、当然ながらどこにでもあるわけではありません。各分野の専門家が多数おりますので、見識を広め、深めることができるこの環境を活かし、今後たくさんの職員が出向で得た知識や経験をtumsグループに還元することができたら、これまで以上に良い組織作りができるのではないでしょうか。
tumsグループから厚生労働省への初めての出向ですので、tumsグループの名に恥じぬよう、スローガンである「あんしん」と「まごころ」を大切に今後も精進してまいります。

経歴
2008年にtumsグループへ新卒入社。病院、特養、クリニックなどの各拠点にて現場経験を積み、事業本部クリニック事業部にて課長を務めた後、2021年4月より厚生労働省へ出向中。