キャリアアップ支援
INTERVIEW
事業本部 病院事業部久保 慎一朗
キャリアアップ支援制度
ちば医経塾
キャリアアップ支援制度
ちば医経塾
学習内容
ヒト・モノ・カネ・情報の管理という経営的な側面だけでなく、医療従事者として押さえておくべき医療法規や医療施策を体系的かつ実践的に学びました。ちば医経塾には、全国の公立・民間問わず様々な病院の院長から看護部長、コメディカル職種、事務職員まで様々な職種の方が参加していらっしゃいますので、医療の、そしてコロナ渦の最前線で病院経営をしている方々の実践例が興味深かったですね。特に地方の病院の実践例として上がった“人口減少”の講義では、患者様や医療従事者が減っていく中で、『いかにして生き残っていくか』、『どう改善していくべきか』という、首都圏の医療機関でいずれ経験するであろう未来が、地方で既に起こっている事例を目の当たりにし、危機感を覚えました。今後は病院単体で生きていくのではなく、各ステークホルダーと手を取り合い、連携し役割分担をして、患者様にも職員にも満足していただける組織作りが必要ですね。
学びの成果
一病院、一組織の利益獲得や効率化を行うだけでなく、全体を最適化するための仕組みや連携について、俯瞰的な見方が必要だと感じるようになりました。顧客満足度(患者満足度)を上げるためには職員満足度をまずは充実させなければならないと考え、これまで一病院でしか行っていなかった職員向けの各種調査の範囲を広げ、現在はtumsグループ全体でエビデンスに基づいた形の改善をめざしています。個々の病院やクリニックの数字と生の声を経営層に伝えることで、意思決定支援を継続的に行っていきたいです。
私は民間企業で働いた後、大学病院に転職し医療業界に飛び込みましたので、同世代の職員と比べ、知識も経験も足りず視野の狭さに焦りを感じ、自分の視野を広げ、医療業界に貢献できるようになりたいという想いで2018年にtumsグループに転職しました。ちば医経塾での学びや、グループでの連携を通じて徐々に当時の不安が解消されているように感じています。
キャリアアップ支援
通常であれば、ちば医経塾のようなキャリアアップ支援は、ある程度実績を上げている職員に対して行うものかもしれません。しかし、当時tumsグループに入職してまだ2年も経っていない自分に対し、未来への投資として様々な方が背中を押してくださいました。このような外部講習だけでなく、リーダー、管理者等各階層に合わせた研修も充実しています。このような考え方や方針は他の法人にはないところですよね。ちば医経塾は『進化』するチャンスの場所だと考えています。社会人なりたての自分がお世話になった上司から伺った、「『成長』はトレーニングを積めばできるが、『進化』は刺激や危機的な状況を乗り越えた時に起こる突然変異」との話は今も自分の軸の一つです。ちば医経塾に多職種、複数人で参加しているのは桐和会だけです。いろんな方にこの場所をめざしてもらって、同じ方向を向いていく『進化』した仲間が増えたらうれしいですね。
今後の抱負
トップを支える存在は、トップと同じ意識でいなければならないと思います。地域貢献が半永久的に行える体制や組織作りのため、トップの考えを知り、医療・介護・保育など、各事業の垣根を超えたグループ内での『ハブ』のような存在となれるよう努めていきたいと考えています。
経歴
民間の人材紹介会社にて転職支援や法人営業を経験した後、大学病院にて医師の人事、医療連携、医事課を経験。2018年8月に東京さくら病院の医事課長として入職し、現在は事業本部 病院事業部にて課長を務める。
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